2019-12-07更新

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スタッフおすすめ天王川公園

春の桜、初夏の藤の花、夏のお祭、秋の紅葉など、四季を通して楽しめる公園。

津島神社からほど近い、天王川公園は、緑の並木道に囲まれ、春にはソメイヨシノが咲き誇り、4月下旬から5月上旬には「尾張津島藤まつり」が開催されます。そして夏には、尾張津島天王祭が行なわれます。

圧巻の藤棚

津島市はかつて「藤浪の里」といわれた藤の名所。天王川公園には、長さ275m、面積約5,034平方メートルの見事な藤棚があり、まつり期間中、夜間はライトアップされ、多くの人で賑わいます。

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尾張津島天王祭

この祭りは、室町時代から600年以上の歴史をもつ津島神社の祭礼。大阪天満宮『天神祭』（大阪市）、そして厳島神社『管絃祭』（広島県廿日市市）と並んで、日本三大川祭の一つです。宵祭では600余りの提灯を掲げた５艘のまきわら船が天王川を渡ります。その姿は圧巻で、織田信長や豊臣秀吉も見物に訪れたと言われるほど幻想的です。また、尾張津島天王祭の土曜日の夜に行われる「宵祭」と翌日の日曜日に行われる「朝祭」は、車楽舟行事として重要無形民俗文化財に指定され、平成28年（2016年）には「山・鉾・屋台行事」としてユネスコの無形文化遺産に登録されました。

尾張津島天王祭

日本の歴史公園100選

お祭りの時期はかなりの人出で賑わいますが、普段は静かな天王川公園。池のほとりをランニングする人や、小さなお子さんとお散歩する家族連れなど、憩いの場となっています。
天王川公園の丸池に浮かぶのは、中之島と神葭島。朱塗りの橋を渡って中之島を散策すると、さまざまな木々や睡蓮、また野口米次郎の銅像などを見ることができます。
秋の紅葉や、冬の雪景色など、四季折々、豊かな景色を楽しませてくれるこの公園は、平成19年（2007年）に日本の歴史公園100選にも選ばれました。

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