グリーンの瓦屋根とペンダントライトの外観が、住宅街にそっとたたずみます。店内も緑と白の壁に高い天井の空間が広く、ゆったり落ち着いた雰囲気です。3年前に現オーナーが前オーナーからひきつぎ、豆の仕入れから焙煎と吟味されたコーヒーとそれにあう料理やデザート、焼き菓子を提供されています。インテリアがおしゃれで、写真映えするカフェという印象ですが、実は『もともと洋食屋なんです』と控えめにおっしゃるオーナーの料理を実際に頂けば、じっくり料理を味わい楽しみたいと思えます。料理は時にキッシュとパテ、ルーローハン、ビリヤニ、ミラノ風カツレツとフレンチやアジア…とそこにジャンルではなく、料理人として「おいしいものをお出しすることで、お客様の幸せの一部になれれば」という想いゆえなのでしょう。
ランチが大変人気です。店内へ入ってすぐのケースの中のペイストリーを楽しむベイクドランチ、フランス産の発酵バターや生地も取り寄せて作るクロワッサンのサンドイッチ、日替わりのメインとスープやプチデザートがつくノイエスランチの3種あります。この日のメインは鶏肉のパテドカンパーニュ、キッシュ。そちらにレーズンパン、ビシソワーズとグレープフルーツのミントマリネでした。パテについてくるオレンジのコンフィチュールもオーナーの手作り。購入して、おうちで楽しむことができます。オレンジの皮がみっちりのジャムで、塗るというよりはそのものを食べるという感じです。苦みはフレッシュなアクセントにしか感じずお子さまも喜ばれそう。
珈琲はスペシャルティコーヒーの専門店丸山珈琲から仕入れているそうです。季節やスイーツに合ったコーヒーを提案しています。オーダーの際には、料理やスイーツに合うおすすめのコーヒーをオーナーに聞いて選んでみては。
焼き菓子での受賞歴があるオーナー。クッキーやフィナンシェやマフィンとなじみのあるお菓子がショーケースの中やレジ前にパッケージされてならんでいます。特筆すべきはタルティーヌの見た目の美しさです。パン屋さんでよく見る甘いデニッシュパンのように思えますが、ノイエスさんのはやはり「タルティーヌ」と呼んでパリジェンヌのような気品を。
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