1470余年もの歴史を誇る津島神社は、京都の八坂神社と並ぶ天王社として崇められ、全国に3000以上点在する津島神社の総本社です。古くから民衆のみならず、戦国時代には、織田・豊臣・徳川から格別の崇敬を受けたとのこと。「本殿」は、徳川家康の四男で清洲城主・松平忠吉より寄進され、また「楼門」は豊臣秀吉の寄進と伝えられています。そしていずれも国の重要文化財に指定されています。また、「南門」は、豊臣秀頼に寄進されたと伝えられ、県の文化財にも指定されています。境内は清々しい空気に満ち、荘厳な雰囲気に包まれています。内外には伊勢神宮や熱田神宮など各地の神をまつった40社あまりの摂末社があり、津島神社に参拝すれば、全国の神社にお参りしたことになるのです。
津島市はかつて「藤浪の里」と言われた藤の名所です。毎年4月下旬から5月上旬にかけて行われる「尾張津島藤まつり」はその名残で、会場となる天王川公園には藤が見事に咲き誇ります。津島神社の御朱印帳はその藤をイメージした美しい御朱印帳。持ち歩くのも嬉しいですね。
津島神社の門前には、名物である開運招福を祈る「くつわ」と平安時代から続く疫病除けの「あかだ」というお菓子を売るお店があります。「くつわ」は、津島神社の神事でもある、「茅の輪くぐり」の「茅の輪」を形どったもので、神馬の轡に似ているところからこの名前がついたとも言われています。「くつわ」は、とても固いお菓子ですが、素朴な甘みがあります。「あかだ」は、うるち米の粉を練り固め胡麻油で揚げたもの。どちらも、飽きのこない素朴な味わいで、津島神社の神饌菓として200年あまり、受け継がれています。
毎月10日、20日、30日は南門前の駐車場に出店が並びます。イカやあさりをはじめとした魚を売るお店や、乾物を売るお店などで賑わいます。地元の人が立ち寄る朝市として、歴史ある十日市でもあります。
津島市には
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