これまで戸建てに住んできた経験から、次の住まいも戸建てがいいと考える人は少なくありません。しかし、いざ住み替えを考えると、売却と購入の進め方や資金計画、希望条件に合う物件が見つかるかどうかといった問題も数多くあります。
実際に住み替えを経験した人の体験談やブログを見ると、事前に知っておきたかった判断ポイントや、注意すべき点がわかります。戸建てから戸建てへの住み替えで後悔しないためにも、あらかじめ知っておきたい考え方を紹介します。
目次
【体験談】戸建てから戸建てに住み替えるメリット

引用:政府統計の総合窓口(e-Stat)|2024年度住宅市場動向調査
国土交通省が発表している令和6年住宅市場動向調査によると、住宅に住み替える際、同じ種類の住宅で比較検討する世帯が多い傾向にあります。
上の図表からも、既存(中古)戸建住宅を取得した世帯は、比較検討の段階で戸建住宅や分譲戸建住宅を選んでいる割合が高いことがわかります。では、戸建てから戸建てに住み替えるメリットについて詳しくみていきましょう。
ライフステージに合わせた生活空間の改善

引用:政府統計の総合窓口(e-Stat)|2024年度住宅市場動向調査
戸建住宅を取得した世帯へのアンケート結果では、「価格が適切だったから」に次いで、「一戸建てまたはマンションだから」という理由を挙げる割合が高くなっています。
このことから、すでに戸建てでの暮らしを経験している世帯ほど、住み替え後も戸建て住宅を選択する方が少なくないといえるのです。
戸建てから戸建てに住み替えるメリットとして、これまでの住み方を大きく変えることなく、新たな住環境を選び直せる点が挙げられます。住居形態を維持したまま、立地や価格、周辺環境などの条件を見直すことが可能です。
価格と住環境のバランスが取れた戸建てを選び直すことで、現在の生活スタイルに合った住まいを見つけやすくなります。
生活環境の向上
戸建てから戸建てに住み替えることで、住居形態を変えずに生活環境を見直せます。子どもの学区や通勤で使用する路線、周辺の買い物環境など、立地条件を優先して住み替えを検討する方が多いからです。
一般的に、戸建ては同じエリア内でも街区ごとに住環境の差が出やすいため、住み替えによって生活利便性が向上することがあります。
資産価値の最大化
基本的に建物の価値は築年数とともに減少していきます。
しかし、戸建てはマンションなどと比べると、土地の価値で評価されやすいという特徴があります。住み替える際に築浅の戸建てを選ぶことで、建物だけでなく、立地条件を含めた資産価値を見直せるのです。
特に戸建ては、同じエリア内でも土地条件や街区によって評価に差が出やすくなります。住み替えによって将来的な需要が見込める立地を選ぶことで、資産価値が維持しやすいところが特徴です。
戸建てのメリットを維持・改善
戸建てから戸建てに住み替える場合、戸建てならではの柔軟性を維持できます。たとえば、生活音を過度に気にせず暮らせることや、飼育するペットの種類が限定されない点などが挙げられます。
さらに、将来的な家族構成の変化を見据えて部屋の間取りを変更したり、必要に応じてリフォームや増改築を行ったりしやすい点は、戸建てならではの特徴といえるでしょう。
一度戸建てでの暮らしを経験しているからこそ、次の住まいではどこを改善すればいいかを具体的に判断しやすくなります。住居形態を維持したまま、暮らしに合わせて住まいをアップデートできる点は、戸建てから戸建てに住み替える大きな利点です。
体験談・ブログから学ぶ戸建てから戸建てに住み替える際の注意点

戸建てから戸建てに住み替えた方の体験談やブログから、住み替える際の注意点について解説します。
売り先行と買い先行どちらがよいか考える
住み替え体験談やブログを見ると、戸建てから戸建てへの住み替えでは、売り先行か買い先行かの判断で悩んだという声が多く見られます。エリアによっては戸建ての物件数が少なく、立地や敷地条件が限られる場合があるためです。
まず、今の戸建てを売却してから新たな戸建てを購入する「売り先行」の場合、売却価格が確定してから次の住まいを探せるため、資金計画を立てやすくなります。
一方で、戸建ての住み替えでは希望するエリア内に条件の合う物件が見つからず、想定以上に新居探しに時間がかかるケースもあります。仮住まいの期間が長引くことで、想定以上の費用負担が発生する可能性を見込んでおきましょう。
新居となる戸建てを先に購入してから売却する「買い先行」の場合、希望条件に合う戸建てを逃しにくくなるのが特徴です。特に、土地の広さや周辺環境にこだわりたい場合は、先に新居を購入しておくことで、仮住まいを用意することなく住み替えを進められます。
ただし、先に新居を購入するため売却が完了するまでは二重ローンとなり、返済の負担が大きくなることが考えられます。戸建てから戸建てへの住み替えでは、仮住まいの負担と資金面のリスクのどちらを回避したいかを考えたうえで、売り先行・買い先行を選択することが重要といえるでしょう。
収支計画をしっかり立てる
住み替え体験談やブログでは、戸建てから戸建てへの住み替えで「想定していなかった出費が多かった」という声が見られます。
一戸建てでは、旧居と新居の固定資産税や都市計画税が一時的に二重で発生した場合、金額が高額になるケースがあるからです。戸建てならではの外構工事やカーポート設置、造成費用なども考慮しておかないと、当初の予算を超えてしまう可能性があります。
そのため、戸建てから戸建てに住み替える際は、住み替えの途中で発生する費用まで含めて、資金計画を立てておくことが重要です。予想外の支出が発生しても対処できる状態にしておくと、心理的に安心して進められるでしょう。
不動産会社選びは重要
戸建てから戸建てに住み替える際は、不動産会社選びが重要なポイントになります。不動産会社を選ぶにあたっては、以下のポイントをおさえておくとスムーズに住み替えが進められるでしょう。
信頼できる不動産会社に依頼する
戸建てから戸建てへ住み替える場合、売却する戸建てが点在するエリアで戸建ての成約実績が豊富な会社を探すことが大切です。
取引実績が豊富な会社であれば、売却する際に土地条件や築年数を踏まえた現実的な価格提案が期待できます。住み替えローンを取り扱う金融機関と提携している不動産会社は、戸建ての売却による期間の長期化や資金面の不安にも柔軟に対応してもらえるでしょう。
担当者の人柄もチェックする
戸建てから戸建てへの住み替えでは、売却と購入の調整が必要になるため、担当者との相性が重要になります。
引き渡し時期の調整や仮住まいの有無、売却と購入のスケジュール管理など、細かな相談が必要になる場面も多いため、説明が丁寧で経験豊富な担当者かどうかを見極めましょう。
売却も購入も同じ会社に依頼したほうがよい
住み替えでは売却と購入のタイミング調整が重要になるため、同じ不動産会社にまとめて依頼することで、手続きや情報共有がスムーズになるケースがあります。
特に、戸建ての場合は引き渡しのタイミングや仮住まいの調整が必要になることも多く、一貫してサポートしてもらえるかどうかを基準に判断するとよいでしょう。
戸建てから戸建てに住み替える際に失敗しないポイント
戸建てから戸建てへの住み替えを成功させるためには、住み替える理由を明確にしたうえで、戸建て特有の条件を理解することが重要です。体験談やブログを見ても、ライフステージの変化や住環境の見直しなど、住み替えの目的がはっきりしているほど、判断に迷いにくい傾向があります。
また、戸建ては立地や周辺環境によって売却価格や売却期間に差が出やすく、想定していた資金計画がズレやすいのも特徴です。売却時期が前後した場合を想定し、複数のパターンで収支をシミュレーションしておくことで失敗を防げます。
さらに、戸建ての住み替えでは、エリアによって希望条件に合う物件数が限られていることがあり、売り先行で売却すると仮住まいが必要になることもあります。費用の負担を抑える観点からも、住み替えの実績がある不動産会社に相談しながら進めることで、失敗のリスクを抑えやすくなるでしょう。
戸建ての住み替え実績がある不動産会社に査定を依頼し、売却と購入を含めた住み替え全体の進め方を確認してみることをおすすめします。



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