マンションの住み替えタイミングはいつ?ベストな時期と後悔しないポイント

二棟のマンション

マンションの住み替えを考え始めたとき、「いつ動くのがベストなのか?」というタイミングの悩みはつきものです。

住宅ローンの残債や築年数、家族構成の変化、将来の生活設計など、判断材料は多くありますが、明確な答えが見つからず、不安を感じている方も少なくありません。

マンションの住み替えに適したタイミングの見極め方と、後悔しないためのチェックポイントを詳しく解説します。ライフプランに合わせた最良の選択ができるよう、ぜひ参考にしてください

マンションを住み替えるベストなタイミング

マンションの住み替えは人生の大きな決断です。タイミングを間違えてしまうと、とりかえしのつかない後悔を抱えてしまうこともあるでしょう。ここではどんな方がどのタイミングを選ぶとよいか理解しやすいよう、最適なタイミングはいつか解説します。

住宅ローンを完済したとき

「住宅ローン完済時」を選ぶ最大のメリットは、住宅ローンの残債がないため売却がスムーズに進むことです。特に高齢での住み替えは、ローン完済後であれば金融機関との交渉も少なく済み、資金計画が立てやすくなります。

ローン残債がなければ、売却価格はそのまま新居の購入資金に充てられるので、無理のない資金計画で住み替えできるでしょう。また、このタイミングではローン審査も有利に働く可能性があり、選択肢の幅を広げられます。

ただし、完済から年数がたちすぎていると、経年劣化や築年数で建物の資産価値が減少したり、設備・建材の老朽化が進んだりしてし、売却価格が下がりやすくなります。完済後は、できるだけ早期の売却をおすすめします。

住宅ローンの控除が終わるとき

住宅ローン控除(住宅ローン減税|国土交通省)は、条件に合致する住宅購入時に組んだ住宅ローンの、年末残高に応じて所得税が還付される制度で、最長13年間適用されるものです(※契約内容や建築時期によって異なります)。

13年という期間があくため、家族の生活スタイルが変化しやすいタイミングと重なりやすいことから、住み替えにも適したタイミングといえます。

注意点としては控除終了に合わせて売却を焦ってしまい、相場以下の価格で手放してしまう点です。事前に売却スケジュールを逆算して、計画を立てておくことが大切です。

マンションを所有して5年を過ぎたとき

所有マンションを売却して利益が発生する場合は、譲渡所得税(譲渡所得税|国税庁 )が課せられます。譲渡所得税は以下のように所有していた年数により、課税率が変わるため、5年未満での住み替えでなく、5年以上経過してからの住み替えのほうが支払い税額を抑えられます。

  • ・5年以下の場合:短期譲渡所得として所得税30%・住民税9%の合計39%課税
  • ・5年を超えた場合:長期譲渡所得として所得税15%・住民税5%の合計20%課税

売却益が出る可能性があるなら、5年を過ぎてから売却すると、住み替え時の資金計画も明るくなるでしょう。

ただし、5年の起算点は購入契約日ではなく、登記簿上の取得日から数える必要がある点に注意が必要です。5年を待つことで市場価格が下落するリスクもゼロではありませんから、住み替えを検討しているなら、周辺エリアの相場変動もチェックしておく必要があります。

マンション需要が高まったとき

市場の動向を見て、マンション需要が高まっていると感じたときも住み替えチャンスです。需要が増す要因としては、「近隣エリアが再開発された」「駅ができた」「教育施設や商業施設が新設された」などが挙げられます。

このタイミングで売却すれば、物件価値が上昇しており、高値で売却しやすくなります。新居購入に充てる資金を多く確保しやすくなるのは、いうまでもありません。

ただし、需給バランスは常に変動するため、タイミングを見極めるには市場情報にアンテナを張っておく必要があります。正確に把握するなら、不動産会社などのプロに相場を確認しながら判断することをおすすめします。

マンションから住み替えるときの方法

マンション

マンションの住み替えには「売り先行」「買い先行」「同時進行」の3つの方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、自分の資金計画やスケジュールに合った方法を選択することが重要です。

売り先行

売り先行とは、いま住んでいるマンションを先に売却し、その資金を元に新居を購入する方法です。この方法の最大のメリットは、「資金計画が立てやすい」ことです。

先に売却して新居購入資金を確定できるため、新居購入価格を明確に設定できます。住宅ローンの残債がある場合でも、売却代金で完済できればローン審査も有利になります。

売り先行が向いているのは、「仮住まいを確保できる人」や、「すぐに引っ越しの必要がない人」です。ただし、売却後に希望の新居が見つからない場合は、仮住まいが必要となり、二度の引っ越しや家賃負担が発生する点に注意しましょう。

高値で売るには、事前に室内を清掃し整えたうえで、インテリアを見直すホームステージングが効果的です。不動産会社に相談してみましょう。

買い先行

買い先行は、新居を購入してから現在のマンションを売却する方法です。この方法の最大のメリットは、「時間をかけて理想の物件を見つけられる」ことです。

通勤・通学、学区、周辺施設などの条件をじっくり比較検討し、納得のいく物件を選びたい人にもっともおすすめの方法でもあります。

仮住まいをせずに直接新居へ移れる点は大きな利点ですが、旧居の売却まで、二重ローン(新居と旧居どちらのローンもある状態)となるおそれがあります。資金に余裕がある、またはローンを完済している人に適しています。

また、買い先行で有利に進めるなら、売却に向けた準備を並行して進めることが大切です。購入と売却のスケジュールが大きくずれると、資金繰りが難しくなるリスクがあります。

同時進行

同時進行は売却と購入を並行して進める方法で、資金効率とスケジュールのバランスが取れた手法です。

売却と購入の時期を近づけることで、「仮住まいを避けられ、二重ローンの期間を最小限に抑えられる」のがメリットです。スムーズに住み替えたい人に適した方法といえます。

ただし、交渉力・調整力が必要な方法でもあるので、不動産会社のサポートが欠かせません。契約内容次第では、売却遅延、新居引き渡し時期とのズレなどのリスクがあります。予定を明確にしつつ、計画的に進めていく必要があります。

希望通りに売却・購入を同時に成立させたいなら、住み替え実績の多い不動産会社を選びましょう。

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マンションの住み替えで失敗しないコツ

マンションの住み替えで失敗を避けるには、事前準備と判断が重要です。失敗を避ける3つのコツを紹介します。

仮住まいが必要か事前に検討する

仮住まいの必要性の見極めは、住み替えがスムーズにいくかどうかの肝となる要素です。売り先行・同時進行の場合は、新居が決まるまでの期間、仮住まいを確保するケースが多いでしょう。

買い先行でも新居への引き渡しが天候理由での工事遅延などで遅れる可能性も、時期によっては十分にありえます。現在の住まいの退去時期と合わず、一時的な仮住まいが必要にならないか十分に検討しましょう。

引っ越しの回数が増えれば、その分手間も費用もかかります。事前にスケジュールを確認し、準備することが大切です。

住み替えの実績がある不動産会社を選ぶ

不動産会社選びもマンションの住み替え成功のカギです。住み替えには売却と購入の両方が関わるため、どちらの取引でも実績が豊富な不動産会社を選ぶと、安心して任せやすいでしょう。

不動産会社を選ぶ際には、「売却・購入のスケジュール調整に担当者が柔軟に対応してくれるか」「的確なアドバイスをしてくれるか」を重視するのがおすすめです。口コミや過去の事例を確認し、信頼できるパートナーを選びましょう。

物件が売れないときは買取も検討する

思うように物件が売れない場合は、不動産会社の「買取サービス」を検討するのもひとつの手です。買取なら確実に売却できるため、住み替えのスケジュールを崩さずに済みます。

一般の買主を探す仲介より価格は下がる傾向がありますが、売却までのスピードと確実性を重視するなら買取も有効な手段です。買取保証付き仲介などのサービスもあるため、自分に合った方法を検討しましょう。

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