飲食店のアルバイトを経験したことから、社会に出てからはもっと大きなものに関わる営業をしてみたい、より責任を感じる仕事に就きたいと思い、不動産業界に絞って就職活動を進めていました。そのなかで合同説明会で偶然出会ったのがファミリアホームサービスでした。話をしたその日に履歴書も何もないなか「すぐに面接できますか」と聞くと即面接の日を決めてくれて、そんな会社あるんだ!というのが第一印象でした。面接の日に初めて会社説明を聞いて、売上だけを一番に考える会社じゃなく、お客様に高い満足を感じてもらうことを大切にしているところに魅力を感じました。
学生時代に打ち込んだことは、小学3年生から高校3年生までの9年間続けた剣道です。自分の価値観や考え方のほとんどが高校時代の剣道部の経験によって形成されているといっても過言ではありません。剣道部の経験を経て一番今の自分に役立っているのは、自分自身の問題点を分析する力です。この力を身につけたのは、自分のなかで大きく心に残る失敗を経験したからです。高校で初めて部活動として剣道を行い、1年生のころからレギュラーメンバーとして団体戦に出ていました。しかし、2年の初めに同学年の子にレギュラーの座を奪われてしまいました。そのときの自分は現状の自身の実力に慢心していて、練習に身が入っていないことも何度かありました。自分の欠点を知ろうとせず、周りの人の実力も把握しないでただ慢心してつけあがっていたんです。同学年のなかで唯一のレギュラーメンバーという地位を失って初めて、自分は慢心していたんだということに気がつきました。自分は負けず嫌いなので、二度とこんな思いはしたくないと大きく心に残りました。現状の自分の問題点を分析することが習慣になり、自分自身を俯瞰してみることができるようになりました。この習慣は、学生時代に剣道に真剣に打ち込んだからこその大きな財産だと思っています。
私が目指す社会人のイメージは、「頼られる人間」です。自分自身が困ったときに一番に頼りたいと思われる人間になりたいと思っています。例えば、お店に行って買いたいものが見つからないときに店員さんに尋ねるのは、店員さんがそのお店のことをよく知っているからだと思います。知っているということは経験しているということで、「頼られる」ということはそれだけたくさんのことを経験している人だということだと思います。社会人になってたくさんのことを経験して、どんな人にも頼られるような社会人になりたいと思います。