明るい日差しが差し込むリビングや広々としたキッチンなど、注文住宅の間取りはさまざまな要望を叶えられます。しかし、自由に作れるからこそ「どんな間取りがいいのだろう……」「住みやすい間取りのイメージがわからない……」と悩みを抱えてませんか。
この記事では、注文住宅でおすすめの間取りをご紹介します。暮らしやすさに重点を置き選んだものばかりです。ぜひ、チェックしてみてください。家族全員が笑顔で暮らせる家造りの参考にしましょう。
目次
キッチンのおすすめ間取り
まずは、キッチンのおすすめ間取りをご紹介します。キッチンは、料理をしたり洗い物をしたりなど一日の中で過ごす時間が多い場所の一つです。そのため、使いやすさは間取り選びに、とても大切なポイントといえます。どんなキッチンなら使い勝手が良いのかを参考にしてください。
対面式キッチン
対面式キッチンは、リビングやダイニングが見渡せる位置にレイアウトがされています。キッチンからは子どもがリビングで遊んでいる様子が見えるので、料理や後片付け安心してできるメリットがある間取りです。また、リビングやダイニングにいる家族とのコミュニケーションが、取りやすい点も魅力といえます。
キッチンとダイニングが横並びになった間取りにすると、導線が短くなるため、料理の配膳や片付けがとてもスムーズです。毎日使う場所だからこそ、家事導線を考えた間取りを取り入れてみましょう。
パントリー・納戸
キッチンにはものが多くなってしまいがちのため、「食材や日用品のストックはどこに片付けよう……」と頭を悩ませていませんか。そんな悩みを解決するには、パントリーや納戸がおすすめです。パントリーとは、キッチンの近くにある収納スペースのこと。常温で保管できる食材や日用品、調理器具などもしまえるので、キッチンがすっきり片付きます。
リビングやダイニングからパントリーの中が見えてしまう場合、扉を付けることを検討してみましょう。パントリーの中が隠せるので、急な来客でも安心して対応ができます。
収納のおすすめ間取り
次に、収納のおすすめ間取りをご紹介します。靴や服、特定のシーズンにしか使わないものなどをすっきり収納し、必要なときに取り出せるのが理想ではないでしょうか。たっぷりの収納スペースがある間取りは、来客時に「どこに片付けよう」と困らないので、ぜひ検討してみてください。
ウォークインクローゼット【WIC】(シューズクローゼット【SIC・SC】)
玄関にウォークインクローゼットがある間取りは、出しっぱなしになっていた靴や置き場所に困っていた傘などが片付くのでおすすめです。玄関まわりがごちゃごちゃしていると、急いでいるときに必要なものが見つけられなかったり、来客を出迎えたときの印象が良くなかったりといったデメリットがあります。
「収納スペースに困るほどの靴を持っていない」という方でも、ウォークインクローゼットのある間取りをぜひ検討してみませんか。ベビーカーや車用品、ガーデニングの道具など外で使うものを収納スペースに片付けられるので、玄関をゆったり使うことができます。
ファミリークローゼット【FC】
家族の服をまとめてしまえるスペースがファミリークローゼットです。スペースを広く取ってあるので、使用時期が決まっている衣類やスーツケース、レジャーグッズもたくさん収納ができます。
洗濯物を畳んで各部屋に片付けるのは手間も時間もかかるもの。共働き家庭で毎日が忙しい方にとっては、「いかに楽に家事をするか」が間取りを決める上で大切なポイントだといえます。そのため、各部屋ごとに収納スペースを設けるよりも、ファミリークローゼットならまとめて収納ができるので家事の時短が可能です。
階段下の収納
階段下の収納はデッドスペースを活用するので、限られた空間を無駄なく有効活用できます。奥行きがあるので、年間を通じて使用頻度があまりない、大きくてかさばるものを収納するのがおすすめです。また、階段下のスペースは収納以外に、トイレとして活用する方法もあります。トイレを設置する予定の場所が他のスペースとして使えるため、広さを確保したい部屋がある場合に、ぜひ検討してみてください。
洗面所のおすすめ間取り
ここでは、洗面所のおすすめ間取りをご紹介します。洗面所は歯磨きや洗顔、手洗いなどで家族全員がよく使う場所です。人の行き来が多いため、使い勝手だけでなくプライバシーへの配慮が特に必要といえます。使いやすさと家族への気遣いを兼ね備えた間取りをチェックしてみましょう。
独立洗面所
洗面所を脱衣室と兼用せずに、独立させた間取りが独立洗面所です。脱衣室と洗面所が扉で仕切られているため、家族が入浴中でも洗面所を気兼ねなく使えたり来客時に洗濯機周辺を見られずに済んだりとメリットがあります。
脱衣室と兼用の洗面所は、浴室が近く洗濯機も置けるので家事導線が短い点が魅力です。しかし、「家族が入浴中のときに気を遣う……」と悩みが出てしまうこともありえます。コロナウィルス予防のため手洗いうがいの機会が以前より増えたからこそ、洗面所を気軽に使える間取りを取り入れてみましょう。
クローズタイプの収納棚
クローズタイプの収納棚は、引き出しや扉が付いているため、タオルやドライヤー、化粧品などのものを人目につかないよう収納できるメリットがあります。洗面所で身だしなみを整えることが多いため、必要なものが多くなりがちです。「洗面所がごちゃごちゃしているのをどうにかしたい」と悩んでいませんか。クローズタイプの収納棚があれば、棚の中が見えないので洗面所をすっきりとした印象にできます。
室内干しスペース
天気が悪い日や花粉の飛散量が多い時期など、外干しが難しいときに活躍するのが室内干しスペース。専用のスペースとして、サンルームやインナーバルコニーを設けていると、いつでも洗濯物が干せるのでとても便利です。浴室に浴室乾燥機を付けたり脱衣室に天窓を設けてたりして、元々ある空間を入浴時以外に室内干しスペースとして使う方法もあります。
リビングのおすすめ間取り
最後に、リビングのおすすめ間取りをご紹介します。リビングは、テレビを見てくつろいだり家族でコミュニケーションを取ったりする一家団らんの空間です。また、家族が集まる場所だからこそ、導線や目の行き届きやすさを考えることがポイントといえます。居心地が良いと思える間取りを探しましょう。
リビングとつながる和室・畳コーナー
リビング横に和室や畳コーナーがあると、子供の遊ぶスペースや来客時の客間として使えます。畳があるだけで「居心地がいい」と感じる方もいるのではないでしょうか。間仕切りや段差を付け、一区画を区切った畳コーナーや和室があるだけで、広いリビングのアクセントに。小上がりのある畳コーナーなら、畳の下の部分を収納として使うこともできます。
オープンLDK
キッチンとダイニング、リビングの間に仕切りがなかったり吹き抜けがあったりする間取りは、とても開放感があり部屋を広く見せる効果があります。オープンLDKには間仕切りがありません。キッチンで料理をしながら、リビングにいる家族とコミュニーケーションが取りやすい点もオープンLDKの魅力です。
部屋が一続きのオープンLDKはドアの開け締めをする手間が省けます。そのため、移動がしやすく、家事導線がスムーズです。子供に目が行き届きやすい間取りを希望されている方や部屋の移動をスムーズにしたい方は、オープンLDKを検討してみてください。
まとめ
注文住宅は、さまざまなことが自由に決められるからこそ「どんな間取りが良いのか迷う……」と思うもの。家族みんなが暮らしやすく、家事導線もスムーズになる間取りには、キッチンや収納、リビングなどにちょっとした工夫が取り入れられています。
注文住宅を扱うハウスメーカーには、間取りや内装など特徴があるため、どこに依頼しようか迷っていませんか。そんなときには、ぜひファミリアホームサービスにご相談ください。ハウスメーカー選びや土地探しの悩みや疑問をお客様に寄り添い対応いたします。ぜひ、お気軽にお尋ねください。