菌 の 力を信じてみる

こんにちは!
マーケティング課 小野田です。

まだまだコロナウイルスの脅威を感じながらの日々が続きます。
早く健やかに穏やかに過ごせる日がくることを願ってます。

一方で、この2年ほど 私はよい菌と親密にしています。

最近は自分で菌を育て、その菌を体に取り入れることで、体にとっていいことがあるんじゃないかと信じて継続しています。

それが

コンブチャ(日本では紅茶キノコ、欧米ではkombucha)

地味なイラストで、なんのことやらですよね。
コンブといっても



これではありません。



お茶ではありますが、

乳酸菌と酢酸菌が発酵の過程で生成された ゲル(スコビー)と 紅茶 と 砂糖で発酵させる飲み物です。

コンブチャは酵素・プロバイオティクス・ポリフェノール・乳酸菌が含まれていて、腸内環境を整えてくれます。


これがまず 菌のおうち = 株 で スコビーです。

左;紅茶に漬かって発酵中のスコビー 右:上から見たスコビー



ナタデココ(ナタ菌とココナッツの発酵による生成物)と同じような触感と見た目です。

このスコビーを紅茶や緑茶と7から10%程度の砂糖と一緒にして発酵させます。

2リットルの煎茶、170グラムの砂糖で作った日



発酵期間は5日から2週間。常温です。よって環境によって期間は様々です。

発酵中のスコビー


発酵しているので泡が出てます。そして菌がお茶のカフェインや砂糖を栄養にして、育っていきます。

スコビーの下 のベビースコビー


紅茶キノコという名前がついたのはこの見た目からでしょう。キノコのように見えるこれらが新しいスコビーです。どんどん成長していき、スコビーは層をなしていきます。

左:層をなしたスコビー 右:横に広がって成長したスコビー


最初の画像から2か月後のスコビーです。層ができて厚みが出てるのがよくわかります。直径18センチのアンカーホッキングのジャーに株分けをして移したので、スコビーの形も変わりました。まさに生き物です。

色も変化します。紅茶+キビ砂糖でつくると茶色の色素を食べて、スコビーは茶色くなり、上の画像は緑茶+上白糖でつくってるので、スコビーは白っぽくなりました。


砂糖の甘みがなくなり、酸っぱくなったら完成!
別容器に移します。

発酵の泡がおさまらない

強炭酸で割ったコンブチャ
左:和紅茶のコンブチャに苺とドラゴンフルーツ 右:ダージリンに桃


フルーツを加えてフレーバーティーにしたりします。

味はシャンパンのようです。お茶の種類によってもできあがりはちがうので、いろんな茶葉を試しています。

お酒やほかの水分を飲まなくなってしまったので、どんどん作っています。

菌が呼吸をするため、通気性のいいキッチンペーパーで上部をカバーしています。

虫やほかの雑菌が入らないことも発酵の過程で大事な要素です。

毎日ふたを開けて、においやカビ、ゴムの密閉具合などをcheckしています。

毎回の手や容器の消毒には結構手間がかかります。


1995年にはアメリカのCODはコンブチャの健康被害を報告しています。誤った醸造にはリスクが伴います。


以下CODの報告レポート

ではなく


小学校の授業で習ったPowerPointで作成




娘がコンブチャを夏休みの自由研究の題材にしました。

あっさりとまとめたな


効果には個人差があります。



自分で育てる楽しみも得ながら、

自分の治癒力、免疫の力を信じて、ウイルスに立ち向かっていきます。

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